派遣法改正から3年

営業企画部 東田です。

契約が切られた、切られる、そんな声が私の近しい人でもありました。

派遣切り

法改正からおよそ3年が経ち、続々と派遣切りの声がネットでも散見し始めました。
派遣切りっていうのは
・派遣先企業が派遣元企業との派遣契約を切る
・派遣元企業と派遣者の雇用契約を打ち切る
の2パターンがあります。

①派遣者が同じ部署で同じような仕事をしている
②3年が経ち派遣者が派遣先に雇用の申し入れを行った
この場合、派遣先は拒否権なく社員として受け入れ化ければなりません

ですのでその3年を満たす前に契約を打ち切るわけです。
こんなこと目に見えてわかっていたはずが、それでも社員になれるはずだという幻想を抱いてその日を迎えることになるわけです。

派遣がやる仕事

そのときある一定期間、コストの高い社員を動かすまでもない仕事ができた。
だから一時的に変えの利く要員を都合の良い契約形態で迎え入れて、必要がなくなったら契約を切る。
こういうものです。
一時的であり、その仕事にそんなにコストがかけられませんから、社員として迎え入れるということは派遣先企業からしたらナンセンス。
切る理由なんてほぼ一定の「業績悪化」「生産減少」

派遣先企業に苦情

TV番組でも、派遣者たちが派遣先企業に申し入れや、住むところがないなどの苦情を言っているシーンが見られる。
個人的にはなんでそんなことしちゃってるんだろうと思うわけです。
そのおかげで、あるメーカーは非正規雇用者の受け入れをせず、コストの安い自社の新人・若手にその仕事をまわすことにしたこともある。
それによって、派遣元や他の派遣者の仕事を自らの手で奪ってしまったわけです。
文句を言うなら派遣元にでしょうが、と思うわけです。

就職氷河期時代のミドルエイジクライシス

日本では2回あった就職氷河期。
バブル崩壊に伴った1993年~2005年。
リーマン・ブラザーズ崩壊に伴った2010年-2013年。
ミドルエイジクライシスと呼ばれているのは前者のバブル崩壊後の長期間にわたった氷河期に、社会人または社会人となろうとしていた人たちを指しますね。
私も見事にその世代です。
私自身、高校もほとんど行かず、大学も金の無駄遣いだと思っていたので行きませんでしたし、一般社会人として世に出ていたわけではないので、24歳くらいまで就職活動なんてしたことがありませんでした。
そのため、世の中がそんな悲惨な状況であることなんて知りもしませんでした。
ただ、このミドルエイジたちの多くは就職がうまくいかずに、派遣社員として働くことを余儀なくされて、正社員にたどり着くことができないまま、明日なくなるかもしれない契約と背中合わせで生きている人が多いようだ。
リスクってのを想定していれば、3年たったら自動的に正社員になれるんだという幻想だけでなく、切られるリスクがあるからその前に勉強と就職活動をしておこう、となるはずなのです。

もはや国政と風習の問題

日本は自助努力ってものをしにくい国民性だと思ってます。
日本は金さえ払えば大学に行けますし、金さえ払えば卒業できます。
アメリカなんかは相当の努力をしなければ卒業はできません。
努力して生き残る力を身に着けることをあえて排除する学校、大学の制度が築き上げられているわけですね。
以前に書いた通り、努力をすることは偉いことでも誇れることでもなく「当然」だと思って生きてきました。
じゃないと学歴のある連中、私よりも才能に溢れる連中と相対峙したときに勝てないから、自然と身についた私の生存戦略なのです。
ですが、この6年、3年、3年、4年の学校制度がその芽を思う存分叩き潰す引き金になってるわけですね。

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