コラム

そういえばこれまでも統計 これからも統計

営業企画部 東田です。

統計って重要

AIの技術は、大量のデータをかき集めて統計して、確率の高いパターンのリアクションを返すということもやるわけです。
天気予報も計算式があって、過去の膨大なデータを計算式に当てはめて予報結果が出るわけですね。
あくまで統計による100%ではない確率の高い答えが、皆さんの目に映る天気予報の数値です。
だから外れることもある。
それでも、正確なデータを集めれば集めるほどにその精度は高まっていきます。
あらゆる面での判断に基づくのは統計です。
ただし、情報に誤りがあれば間違った答えが弾き出されます。
いかに新鮮で正確な情報を迅速に手に入れて、計算式に放り込むか。
これが重要ですね。

裁判も過去の判例の統計から、罪の重さが決まります。
証拠・証言が正しいかどうかは機械で判断はできませんが、罪が確定したら、被害の度合いなどの情報を弾き出して自動的に過去の判例から罰が確定するという未来になるのでしょう。
米国では、警察であるシステムを導入している州があるようで。
大小あらゆる事件のデータを集めて、何曜日・何時・どこら辺でどういった事件が置きやすいというデータを弾き出して、システムが示した地域のパトロールを強化。
それによって、検挙率、犯罪抑止率が高まったそうな。
スクレイピングの技術では、収集先の情報の信頼性が重要になりますが、国の機関で自ら集めた情報であれば、嘘の情報をあえて入力しなければ確実でしょう。

経験をするというのは情報を積み上げること。
Factor、Result、Phenomenon。
ここから計算式が出来上がって、判断行動が決まりますね。
ただもはや情報の蓄積は人間の領分ではなくなってますから、人がやるべきことをしっかり選別しなければ、きっと20年後、生き遅れます。

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