コラム
3.102023
トイレってすごい
取締役の東田です。
和式トイレ

そもそもトイレの歴史の期限を辿る上で、一番古いものとして伝えられているのは縄文時代のモノ。
現代のように、下水に流し込んで処理場に送られて、なんて仕組みは当然なく、自然浄化させるものだったようですね。
弥生時代になってやっと、下水的な構造が見られるようになったため、トイレなるものが成立したのがここから、と言われているようです。
それが当たり前の世界で、当たり前のように利用してきました。
子供ながらに膝が痛いと思いながら。
駅のトイレももちろん全部和式。
まだ一部残っている駅もあるようですが。
洋式でも汚している方は時折おりますが、和式の比ではありませんでした。
その悲惨な状況たるや、目を覆わんばかりです。
決死の覚悟でトイレに飛び込んでその状況だった時の絶望よ。
ご飯を食べながら見ている方、ごめんなさい。
ただ、そんな時代があったのです。
実際に微生物検査をしてみると、洋式便器よりも800倍汚れているという数値が出ています。
洋式トイレ

太平洋戦争に敗れて、アメリカの統治下に入った頃からGHQやヨーロッパ諸国の影響で、洋式トイレが少しずつ導入され始めてきます。
かなりの昔から導入がされ始めているものの、私が幼少期、いわゆる30数年前の世の中は和式トイレが幅を利かせていました。
それじゃあ、どこから洋式トイレが屋外施設だけではなく家庭にも普及し始めたのか。
私の感覚的にも、一気に一瞬で切り替わっていった印象がありましたから、そこが気になっていたところです。
確認してみると、1959年あたりから広がっていったという証言もあるようです。
それは日本住宅公団で洋式トイレが採用されたことによって、波及していったとするものです。
ただ、私の子供のころっていうのは1980年代ですから、あまり時代に整合性がなかったりします。
その次に、1964年のオリンピックを契機として、という話もあります。
しかしながら、日本住宅公団の件とオリンピックの2つが重なり合って、確かに洋式トイレの生産台数が増えていったのは間違いないのだと思います。
事実1970年には、和式トイレの生産台数より洋式トイレの生産台数が多くなったようです。
ただ、すでに建設されている家に関しては工事をしなければなりませんから、そこを乗せ換えていくにはコストがかかって腰が重い。
だから波及スピードが当初は上がらなかったのだろうと思います。
衛生面も含めてメリットしか存在しない洋式トイレが、そこからの普及が止まるわけがなく、新しく建屋を作り、そこにトイレを作るにあたってわざわざ和式を作る必要性がなく、洋式トイレが作られていくとなっていったわけですね。
かなりの昔から導入がされ始めているものの、私が幼少期、いわゆる30数年前の世の中は和式トイレが幅を利かせていました。
それじゃあ、どこから洋式トイレが屋外施設だけではなく家庭にも普及し始めたのか。
私の感覚的にも、一気に一瞬で切り替わっていった印象がありましたから、そこが気になっていたところです。
確認してみると、1959年あたりから広がっていったという証言もあるようです。
それは日本住宅公団で洋式トイレが採用されたことによって、波及していったとするものです。
ただ、私の子供のころっていうのは1980年代ですから、あまり時代に整合性がなかったりします。
その次に、1964年のオリンピックを契機として、という話もあります。
しかしながら、日本住宅公団の件とオリンピックの2つが重なり合って、確かに洋式トイレの生産台数が増えていったのは間違いないのだと思います。
事実1970年には、和式トイレの生産台数より洋式トイレの生産台数が多くなったようです。
ただ、すでに建設されている家に関しては工事をしなければなりませんから、そこを乗せ換えていくにはコストがかかって腰が重い。
だから波及スピードが当初は上がらなかったのだろうと思います。
衛生面も含めてメリットしか存在しない洋式トイレが、そこからの普及が止まるわけがなく、新しく建屋を作り、そこにトイレを作るにあたってわざわざ和式を作る必要性がなく、洋式トイレが作られていくとなっていったわけですね。
最新のトイレ


ウォシュレットの機能が付いただけで驚いて、便利で快適で喜んでいたものです。
温水洗浄便座自体は1964年にTOTOがアメリカから輸入していたようです。
ウォシュレットと命名されて売り出されたのは1980年。
私が産まれた年です。
そこから、自動洗浄の機能が付いたり、便座を温かくできたり、人感センサーで人が入ってきたら自動的に便座が開いたり、便座から離れたら自動でトイレが流れたり、どんどんと進化を続けています。
高級なウォシュレットのトイレは市場価格で60万円近くするようです。
これから我々が利用するトイレはどんな進化をしていくのか、楽しみですね。
温水洗浄便座自体は1964年にTOTOがアメリカから輸入していたようです。
ウォシュレットと命名されて売り出されたのは1980年。
私が産まれた年です。
そこから、自動洗浄の機能が付いたり、便座を温かくできたり、人感センサーで人が入ってきたら自動的に便座が開いたり、便座から離れたら自動でトイレが流れたり、どんどんと進化を続けています。
高級なウォシュレットのトイレは市場価格で60万円近くするようです。
これから我々が利用するトイレはどんな進化をしていくのか、楽しみですね。