コラム
11.112020
ルッキズム
取締役の東田です。
キレイ事が大好きな人類
外見が魅力的な人が得をするっていうのは、日本社会においても成り立っているわけなんですけれども。
背が低い男性は、背が高い男性よりも金を稼げなければ魅力に感じてもらえない、という研究結果すら出されている始末で御座いまして。(in 米)
“才能“ってものがあります。
才能をもっていない、持っていることに気づかず土に還っていく人も多くいるのでしょう。
才能というものは遺伝子の配列が成した結果で、望むと望まぬとに限らず、胎内に形成されたその時点から、そして産声を上げたその日から消そうと思っても消せない”烙印“なわけです。
白か黒か黄色かなんて私には何の価値判断にもならないのですけれども、”運“によって形成されたものに自負心なり嫌悪なりを抱いている意味もわかりません。
“それはあんたの実力じゃなくて、両親の遺伝子の配合の偶然のおかげだ“と思うわけです。
よく「日本人であることを誇りに思います」って言葉を耳にしますが、そういう人はそれ以外何も存在しないカラッポな人間ですと自己紹介しているようなもんです。
それもまた偶然の産物で自分の実力や努力の結果じゃない。
外見が良いからこそ成り立つビジネスもあるし、そうじゃない仕事も山ほどある。
でも、日本は世界の中で比較的差別が少ない国なんじゃないかなと思いますよ。