コラム
3.172023
不気味の谷
取締役の東田です。
ロボットをヒトに似せて作る
どこかしらで、ロボットをヒトに似せて作りがち、みたいなことを書いた記憶があります。
自分や他人、いわゆる人間の構造を似せて作った方が、いろいろなことが予測しやすいということなのでしょう。
ぬいぐるみや人形は、ヒト型だったとしても非現実感があるから可愛いと思えたりします。
これが恐ろしいほどリアルになったとしたらどうなるか。
これはロボットでも同じ現象が起きるんだろうと思います。
この現象は物理的な現象ではなく、人間の心理的な現象です。
自分や他人、いわゆる人間の構造を似せて作った方が、いろいろなことが予測しやすいということなのでしょう。
ぬいぐるみや人形は、ヒト型だったとしても非現実感があるから可愛いと思えたりします。
これが恐ろしいほどリアルになったとしたらどうなるか。
これはロボットでも同じ現象が起きるんだろうと思います。
この現象は物理的な現象ではなく、人間の心理的な現象です。
不気味の谷現象

動物のぬいぐるみやロボットなんかは、造形がちゃんとしていればとても可愛らしく思えます。
復活したsonyのペット型ロボットのaiboなんかは良い例ですね。
何でもできるようなロボットというより、どこかしら「足りない感」が余計に可愛らしく思えるのかもしれませんね。
ヒト型としては、アニメやマンガのキャラクターであれば、動物と同じような可愛らしさ、愛くるしさを感じることができるでしょう。
しかし、これがどんどんとリアルになってくると、ある時点からポジティブな感情から「恐怖感」「嫌悪感」「薄気味悪い」というネガティブな感情を想起させます。
そしてまたその外見の精度を高めていくと、改めてポジティブな感情を抱くという心理が働きます。
この心理現象がいわゆる「不気味の谷現象」と言われているわけですね。
だいぶ前に、知り合いからペッパーくんを預かって家にいたことがありました。
あれはあれでヒト型とはいえ、そこまでヒトの造形としての精度は高くないので、ネガティブな感情は抱きませんでしたが、夜に仕事から家に帰ってきて、「彼」の存在がうっすら見えた時に、恐怖的なびっくりをしたことがありました。
※これは不気味の谷現象ではありません
復活したsonyのペット型ロボットのaiboなんかは良い例ですね。
何でもできるようなロボットというより、どこかしら「足りない感」が余計に可愛らしく思えるのかもしれませんね。
ヒト型としては、アニメやマンガのキャラクターであれば、動物と同じような可愛らしさ、愛くるしさを感じることができるでしょう。
しかし、これがどんどんとリアルになってくると、ある時点からポジティブな感情から「恐怖感」「嫌悪感」「薄気味悪い」というネガティブな感情を想起させます。
そしてまたその外見の精度を高めていくと、改めてポジティブな感情を抱くという心理が働きます。
この心理現象がいわゆる「不気味の谷現象」と言われているわけですね。
だいぶ前に、知り合いからペッパーくんを預かって家にいたことがありました。
あれはあれでヒト型とはいえ、そこまでヒトの造形としての精度は高くないので、ネガティブな感情は抱きませんでしたが、夜に仕事から家に帰ってきて、「彼」の存在がうっすら見えた時に、恐怖的なびっくりをしたことがありました。
※これは不気味の谷現象ではありません
これからAIも進化をして、物理的なロボットも増加して、電子内でのロボットも増加してくるでしょう。
それをヒトに似せて作ると、ある段階でめっちゃ嫌われて、それを越えて受け入れられるということになるでしょう。
市場に流通させる段階で谷から越えないといけませんね。
それをヒトに似せて作ると、ある段階でめっちゃ嫌われて、それを越えて受け入れられるということになるでしょう。
市場に流通させる段階で谷から越えないといけませんね。