残業というものに対する見方の違い

営業企画部 東田です。

「昔はサービス残業なんて当たり前だった。今の若い人たちは思いやりがない」
なんて言葉が、紙面だかメディアで見た記憶がある。
サービス残業はそもそも違法だから論外なわけですが。

経済右肩上がりで、作れば作るほど売れる、人手が足りない残業だ。
その時代を私は、「脳を使わず体を使った時代」と言っています。
経済が安定または下降したときに、同じ論理は通用しない。
まして、あらゆるサービスや商品にはライバルが存在していて、ライバルが存在すればするほど価格競争になる。
人間は、生活レベルを上げるのは心理的には簡単だが、下げるのはとても容易じゃない。
加えて、一度満足した欲求と同じレベルのサービスを受けても、満足をしなくなる。
だから、より余計に価格を下げる、サービスも加える。
結果として原価が高くなり、売価が低くなり、利益率が下がる。
それにしわ寄せがくるのが、レイバーコストとなるわけです。
そして、これ以上人を雇えないから1人にかかる負荷を増やしちゃえ、となるわけです。

現代と未来は「脳を使う」時代。
そもそも、残業しなきゃ・させなきゃ成り立たない事業など、ビジネスモデルが崩壊していることに気づかないのは、まだ「体を使っていた時代」の人たちが、上に君臨するから。
これを突き詰めると、既得権益国家の役得というわけです。

残業を仕方がないよね、と思っている上の人間たちがいたら、その人たちはそもそも上に立つ資格のない人たちです。
不幸にもそういう人が上だったら、環境を変えるしかない。
上司を選ぶことはそうそうできないので。

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