コラム
11.62020
現状維持バイアス
取締役の東田です。
大阪都構想
橋下徹先生が維新にいらっしゃったときには、そこそこ都構想が実現されることによる2重行政だけではない、”何が変わるのか”がメディアを通じて発信されていた記憶があります。
片や今回は二重行政をなくし、無駄を無くそうくらいしか情報が発信されてなかったように見えるんですよね。
吉村先生や松井先生によって、明らかに大阪の状況は良くなってきたと思います。
ある種良くなりすぎたのかもしれません。
今良くなっているし、”大阪市がなくなってしまって、何がどうなるかわからないから今のままでいいや”。
これが答えだったのだと思います。
たぶんこれが東京民でも地方民でも同じ結果だったかと思います。
まさに現状維持バイアスです。
大統領選挙
その後、我が同盟国たるアメリカでは、しっちゃかめっちゃかな大統領選挙が行われていて、もちろんこの結果がバタフライエフェクト的に日本経済にも波及しますし、日米同盟だけでなくアジア一帯の平和と安定にも影響がありますからとっても注目しているわけです。
予測不能のトランプ氏か、ポリティカルコレクトネスに特化したバイデン氏か。
コロナ禍の経済対策も異なる二人ですし、対中路線も異なりますから、私を含めたornerやoffcerは固唾をのんで見守っているんじゃないかと思いますよ。
都構想論議とは違って、主張が明確ですから、それによる賛成反対もやりやすかろうとは思いますが。
変化しないことは衰退していくこと
言葉そのままの通りです。
今のままでいいというのは、これからの時代、衰退だけをしていくことになります。
歳取ってる人間は逃げ切れるから良いかもしれない。
でも若い人たちは、いずれ目の当たりにするニューノーマルからノーマルへの変化に対峙していかなければなりませんし、それが遅れれば遅れる程命取りっていう。
どう選択するのかは成人であれば自身の責任ですから、好きな道を歩めばいいと思いますけど、時代とか環境とか周囲のせいにしないでねっていう。大人なんだから。