コラム
1.232020
新規事業 教育と代理店
取締役の東田です。
明けましておめでとう
2020年になりました。
ESPに来て2年ちょっと。2回の年始を経験しているわけです。
記念日ごととかほぼ無頓着なので、他所の国の人の生誕日のクリスマスとか、元日とか、私に関係することかというと関係しないので、感情の起伏を呼び起こす代物ではなかったりします。
新事業
元々、3年今の事業の礎を築いてから、と2017年に思っていたわけなんですけれども、やっている途中で目標が簡単すぎるので数値修正をして、ロジック組み直して、3年から2年に軌道を変えました。
大方予想通りの社員規模と女性社員比率になっています。
女性社員の比率も4月で50%超えます。
ですので、次のフェーズへと移行します。
その下準備として、昨年後半から、アメリカ合衆国のCIA、いわゆるアメリカ合衆国大統領直下の組織だったり、テレビドラマの「相棒」の特命係のような部隊を編成。
そのまま「特命係」として、2人を選出。
私の直下で今もなお事業の下ごしらえをしています。
新事業 代理店事業
今年の4月から、特命係の1人のRPAのコンサルタント社員と共に代理店事業をスタートさせます。
最初はRPA製品の代理店として動いていくこととなります。
あらかた大企業においてはRPAの導入やその検討は終了している段階かなと。
ですから、我々は中小企業に「人間はもっと金を生み出す仕事に集中しましょうよ」とその導入を働きかけていくことになります。
新事業 教育
未経験者やまだ経験の浅い社員が増えました。
私の今年のテーマは「教育」なわけです。
自助努力型のコンテンツとして「schoo」や「progate」を導入していますが、日本人って自助努力をする割合って10%しかいないわけですから、「用意しているからやってね」と言ったところでそのほとんどがやるわきゃないんです。
私自身「やる気」というものが存在していると思い込んでいることが日本人らしい浅はかさだと思っています。
精神論、メンタリティを表現することで、うまくオブラートに包みながら逃げの口上にする。
確かに芸術面においての機微な感情表現は、日本人は優れていると思うんですけど、何か行動を起こす原理を「やる気」とか言われると、鼻で笑ってしまうわけです。
人が行動する原理はたった2つ。「メリット」と「恐怖」。
「これをしたら得をする」「これをしたら怒られる。バツが下る」
極端に言うとこれです。
学ぶのは時間がかかるしめんどくさい。
「だけど学ぶことでメリットがある」「学び続けないと生き抜けない」
そうした「メリット」と「恐怖」を適切に与えながら教育を行っていくことが重要、というのが私の教育理論です。
そして、学んだ分だけ必ず良い結果が生まれるとは限らないのが社会生活ですが、良い結果を本人に対して出せるように、既存事業部との評価制度仕組みづくりも同時並行で行っています。
そして、この教育を社内だけでなく、社外にも展開していくことになります。
私は一時的な長
社内でも明言していますけれども、私は新たな部署、事業を創出して長になるわけですが、「一時的」です。
私がその部隊の「アタマ」として動くのは最長で3年。
そこまでにビジネスロジックを強固にする。私の跡を継ぐ者を育てる。そして後を任せる。そこで私はまた新たな事業を作る。
これを繰り返していきます。
私が動けば動くほど、ポジションも増えて、社内の中で働くことのできる余地を拡大できるわけです。
女性社員がご結婚やご出産されて、それでも働きたいけれども、フルでは無理。
介護をしなければならない。だからフルタイムは無理。
それでも働く、学ぶ意志がある人が働ける社会を作るのが、人生も後半戦に突入した私が行う「最大の遊び」です。